今日は、新潟大学(2018年)で出題された穴埋め問題を紹介します。
挑戦してみてください!
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次の文章を読んで問いに答えよ。
原子1個の質量は非常に小さいため,kgやg単位では取り扱いが不便である。そこで, (1) の原子1個の質量を ( ア ) と決め,他の元素については原子1個の質量をこれとの相対的な値で表している。
元素には自然界に複数の (2) が存在するものがあり,自然界での (2) の存在比を考慮した原子の平均相対質量を原子量という。イオンからなる物質の相対質量は,含まれる元素の原子量の総和で表し,これを (3) という。
アルゴンとカリウムの原子量の大小関係は, (4) の大小関係と異なる。表1は,アルゴンとカリウムの (4) と自然界での (2) の相対質量をまとめたものである。
アルゴンとカリウムの原子量の大小関係から,アルゴンの原子量は ( イ ) より大きく, ( ウ ) より小さいことがわかる。アルゴンでは相対質量が ( エ ) である (2) の存在比が最も大きい。
ラジウムは典型元素に属する金属元素で,バリウムと化学的性質がよく似ている。ラジウムを塩化ラジウムとして鉱石から分離・精製し,原子量を求める以下の実験を行った。
■問題1
空欄 (1) にあてはまる最も適切な元素記号を,また,空欄 (2) ~ (4) にあてはまる最も適切な語を書け。ただし,元素記号は質量数を含めて書け。
■問題2
空欄 ( ア ) ~ ( エ ) にあてはまる最も適切な数字を書け。ただし, ( イ ) ~ ( エ ) は,表1中の数値を書け。同じ数値を繰り返し用いてもよい。
新潟大学(2018年) 一部略
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■問題1
(1) 12C
(2) 同位体
(3) 式量
(4) 原子番号
■問題2
( ア ) 12
( イ ) 38.0
( ウ ) 40.0
( エ ) 40.0
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