新商品「溶液の濃度に関する問題 完全攻略チャート&過去問解説集」の紹介です。
溶液中に含まれる溶質の割合を濃度といい,その表し方には,質量パーセント濃度,モル濃度,質量モル濃度などがあります。
質量モル濃度は,沸点上昇・凝固点降下など,
モル濃度は,浸透圧をはじめ,溶液どうしの反応(酸・塩基,酸化還元反応)で頻繁に使われます。
定義はちゃんと頭に入っていますか?
■質量パーセント濃度
・溶液中に溶けている溶質の質量を百分率で表した濃度。溶液100gあたりの溶質の質量[g]。
■モル濃度
・溶液1L中に溶けている溶質の物質量[mol]を表した濃度。
また,溶質の物質量[mol]を溶液の体積[L]で割ったもの。
浸透圧をはじめ,化学で最も頻繁に使われます!
例えば,水1Lに塩化ナトリウムNaCl (式量=58.5)58.5gを溶かしても1[mol/L]とはならない。全体積が1Lになるとは限らないので。
■質量モル濃度
・溶媒1kg中に溶けている溶質の物質量[mol]を表した濃度。また溶質の物質量[mol]を溶媒の質量[kg]で割ったもの。
沸点上昇・凝固点降下などで使われます!溶液ではなく溶媒の質量となることに注意!
ですね。
濃度の変換には
モル濃度(mol/L) → 質量モル濃度(mol/kg)の変換
質量パーセント濃度(%) → 質量モル濃度(mol/kg)の変換
モル濃度(mol/L) → 質量パーセント濃度(%)の変換
質量パーセント濃度(%) → モル濃度(mol/L)の変換
の4つがよく出題され,どの場合にどう解くかを
整理しておさえることがポイントです!
チャートは出題タイプを
Ⅰ.質量パーセント濃度に関する問題タイプ
Ⅱ.モル濃度に関する問題タイプ
Ⅲ.質量モル濃度に関する問題タイプ
Ⅳ.濃度の変換タイプ
Ⅴ.水和物の濃度タイプ
Ⅵ.希釈したときの濃度タイプ
Ⅶ.混合溶液の濃度タイプ
の7つに分類し、詳しくわかりやすくまとめています!
化学基礎でも出題範囲となっているので,チャートと過去問解説集で確実にマスターしてほしいと思います。
□収録出題校
学習院大学(2011年)、熊本大学(2011年)、関西大学(2012年)、和歌山大学(2011年)、福島大学(2011年)、東京理科大学(2011年)、岐阜大学(2011年)、日本女子大学(2011年)
センター試験 本試験:2009本、2007本 追試験: 2009追、2005追、2003追
(A4高級厚紙 全4枚+A4普通紙 全14枚)
★サンプルです。
商品は下記よりお買い求めいただけます。
「恋する化学」
↧
新商品の紹介「溶液の濃度に関する問題 完全攻略チャート&過去問解説集」
↧