今日は、センター試験対策22 黄色に関する問題についてです。
■□■炎色反応■□■
・ナトリウム(Na)は炎色反応で黄色を呈する元素であるので,その化合物は花火に利用されている。
・炎色反応を示す元素としては,Li(赤),Na(黄),K(紫),Ca(橙赤),Ba(黄緑),Cu(青緑)などがある。
★出題年
・2008年 追・2011年 本
■□■イオン■□■
・Fe2+(淡緑色),は容易に酸化され,Fe3+(黄褐色)になる。
・黄色のクロム酸イオンを含む水溶液を酸性にすると、赤橙色の二クロム酸イオンが生成する。逆に二クロム酸イオンを含む水溶液を塩基性にすると、クロム酸イオンが生成する。
★出題年
・1998年 追・2004年 追
■□■単体■□■
・フッ素(F2)は,淡黄色の気体で刺激臭で猛毒である。
■□■クロム 酸塩■□■
・クロム酸鉛は,黄色の固体で,水に溶ける化合物である。
・鉛(Ⅱ)イオンを含む水溶液にクロム酸イオンを含む水溶液を加えると,クロム酸鉛が黄色沈殿する。
★出題年
・2005年 本・2007年 本
■□■硫化物■□■
・カドミウムイオン(Ⅱ)イオン(Cd2+)を含む水溶液に,硫化水素(H2S) を通じると,硫化カドミウム(CdS)が黄色沈殿する。
★出題年
センター試験では,ほぼでない。
■□■ハロゲン化銀■□■
・臭化銀(AgBr)の色は淡黄色沈殿,ヨウ化銀(AgI)の色は黄色沈殿である。
※ハロゲン化銀のうち,フッ化銀(AgF)をのぞく,塩化銀(AgCI),臭化銀(AgBr),ヨウ化銀(AgI)の3つは,水に溶けにくく沈殿する。
★出題年
・1999年 本・2001年 追・2003年 本・2008年 本
■□■有機化合物■□■
・フェノールに濃硝酸と濃硫酸を加えてニトロ化すると,(モノニトロ化合物,ジニトロ化合物を経て)ピクリン酸(2,4,6-トリニトロフェノール)が黄色沈殿する。
・ニトロベンゼンは,淡黄色の液体で水に溶けにくい。
■□■検出反応■□■
・アセトアルデヒドにヨウ素(I2)と水酸化ナトリウム水溶液を加えて温めると ヨードホルム(CHI3)の黄色沈殿が生じる。この反応をヨードホルム反応という。
★出題年
・2005年 本・2008年 本・2009年 本・2010年 本・2011年 本他多数
・タンパク質水溶液に濃硝酸を加えて加熱すると黄色沈殿が生じ,冷却後に,アンモニア水を加えると橙黄色に呈色する。
この反応を,キサントプロテイン反応という。
■□■指示薬■□■
・メチルオレンジ(変色域は,3.1~4.4)は,酸性で赤色,塩基性で黄色を示す。
★出題年
・1998年 追・2005年 本・2007年 追
・BTB(変色域は,6.0~7.6)は,酸性で黄色,塩基性で青色を示す。
★出題年
センター試験では,ほぼでない。
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