今日は、センター試験対策28 エタノールに関する問題についてです。
■□■性質■□■
・エタノールは,常温・常圧で液体で中性である。
・エタノールはヒドロキシ基をもち,分子間で水素結合を形成する。
このため,沸点は分子量が同程度の分子と比べて非常に高い。沸点は約78℃。
・エタノールとジメチルエーテルは互いに構造異性体の関係にある。
・エタノール(エチルアルコール)は,アルコール飲料,消毒薬,有機溶媒,様々な薬品の原料として用いられる。
★出題年
・1997年 本・2001年 追・2005年 追・2005年 本・2006年 追・2009年 本
■□■製法■□■
・糖やデンプンを発酵させると,エタノールが生成する。
★出題年
・2003年 追
・エチレンに濃硫酸orリン酸の触媒下で水を付加させると,エタノールが生成する。
★出題年
・1999年 本・2007年 追・2008年 追・2011年 本・2012年 本
■□■反応■□■
・エタノールと濃硫酸との混合物を130~140℃で加熱すると,脱水反応が起こり,ジエチルエーテルが生成する。
★出題年
・1997年 本・2002年 追・2009年 追・2011年 本・2014年 本
・エタノールと濃硫酸との混合物を160~170℃で加熱すると,脱水反応が起こり,エチレンが生成する。
★出題年
・2003年 本・2007年 追
・エタノールに硫酸酸性の二クロム酸カリウム水溶液を加え,加熱するとアセトアルデヒドが生成する。
★出題年
・2003年 本・2003年 追・2006年 本・2009年 追
・エタノールにナトリウムを反応させると,水素が発生する。
★出題年
・1996年 追・1999年 本・2001年 本・2008年 追・2012年 本
・エタノールに少量の硫酸の存在下で,酢酸と反応させると,酢酸エチルが生成する。
★出題年
・2003年 追・2004年 追・2007年 追・2011年 本
■□■検出反応■□■
・エタノールにヨウ素と水酸化ナトリウム水溶液を加えて温めると,黄色沈殿が生じる。(ヨードホルム反応を示す。)
★出題年
・2003年 追
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