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浪人生に勇気をあたえる39歳で医学部に合格した3児のお母さん

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今日は、医学部や難関大を目指す浪人生に勇気を与えるニュースを見つけたので紹介したいと思います。

 

STORYS.JP の4/28(金)のニュースより引用。

 

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やりたいことは沢山あるのに、自分のしたいことができない。
家庭があって、小さな子供がいるから、自分の時間が持てない。
もちろん、家族を支えることが自分の好きなことではあるし、役目ではあるけれど、私だって、私がしたいことをしたい。

女性という立場は、何かにつけて求められることが多く、時間がとりづらいように思います。男は、そして社会は、女性によって支えられている、そう言っても過言ではないかもしれません。筆者は男ですが、その事に感謝しなければいけないとも思っています。
本日は、ある女性3児のお母さんが投稿した記事をご紹介します。彼女は3人のお子さんを育てながら、39歳で、夢だった医学部に合格しました。

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「逆境の中でも夢を諦めたくない女性へ」

3人の子育てをしながら医学部受験を成し遂けた、私の原点を書きます。
小学校の頃から両親が仕事で忙しく、一人で過ごすことが多かったです。
勉強が大の苦手で、小学校のころから最下位ばかり。
親の離婚もあり苦労を重ねてきました。

20代で臨床心理士のような立場で、摂食障害の方のセルフミーティングに参加していたとき、患者さんと医師の間に挟まれ、精神的にも追い込まれたことがありました。
そして、その頃ちょうど、父を病気で亡くしたこともありました。自分の健康面が自分自身を悩ませていたこと、そして大切な人を病気で失ったこと。これがきっかけで医学部を目指すようになりました。その時32歳。

その後、結婚、出産を経てようやく医学部に合格したのは39歳!
実に7年かかりました。
本当にたくさんの困難がありました。


◇ 重度のつわり・流産をのりこえ出産、そして友人の死

34歳の時、同じ医学部を目指す今の夫と結婚。
当時の主人はまだ23歳。
主人の近所のおばさんまでも「やめとけ」というほど周囲は猛反対でしたがそれを押し切っての結婚。

年齢的なこともあり、医学部も目指しつつも、出産を後回しにするわけにはいきませんでした。

35歳で妊娠したものの、重度のつわりで入退院を3回繰り返します。
トイレで倒れナースコールも押せなかった時、たまたま隣にいたおばあさんに気づいてもらえ一命を取りとめました。

その入院中、以前一緒に薬局を経営していた友人がうつのような状態になっていること知りました。「休んでいいんだよ」と励ましていましたが私も生きているのがやっという状態でゆっくり話を聞くことができませんでした。
最後の電話の翌週、彼女が自殺したことを聞き私は泣き続けました。

そしてその翌日、私は流産してしまいました。
子供の心音が止まっていると聞き、あまりのショックで、どうやって帰ったか覚えていません。

・我が子の死
・私が医師になることを心待ちにしてくれていた友人の死
・父の死

救えなかった命を前にして、やはり自分は医師となってやり遂げなければいけないことがあると思いました。

翌年、待望の長女が誕生、その3年後に長男が誕生。
長男6ヶ月の時、授乳しながら試験勉強、受験をしていました。
そして、39歳でようやく医学部に入学できたのです。

◇ 過酷だった受験勉強

はじめに入った予備校は全国の名門進学校の中でもトップクラスの学生ばかり。私はコツコツとやり続けるしかないとわかっていても、ゼミの模試を受けるたびに、壁の高さを痛感していました。

ベビーカーを押しながら代ゼミの入会申込書を提出に行った時のことは今でも覚えています。「赤ちゃん連れて何してんだ?」というような事務員の方の冷たい視線に愕然としましたが、私は怯みませんでした。よし、この予備校で頑張ろうと思ったのです。

先生の講義は常に前の席で聞き、それでも、わからないことがあれば、
すぐに講師室まで行き質問し、解決していました。

勉強と子育てを両立させるために、保育園を徹底的に調べました。
生後一番早く預ってくれるところ、平日や土日もなるべく遅くまで預かってくれるところを探しました。かかりつけの病院と夜間救急を対応している病院も押さえておきました。


夜寝かしつけてからは疲れているので、朝4時に起き6時半くらいまでが貴重な勉強時間でした。
疲れた時は、アロマオイルのマッサージを受けていましたが、どうにも疲れて心も折れそうな時は、ヒプノセラピーも受けました。

癒しも大事ですが、私にとっての一番の原動力は、実は、次の試験に向けて日程を組みスケジュールを立てることだったのです。


◇ 晴れて医学部に入るも…
合格してからの日々は益々大変です。今まで生きてきて沢山の苦労があったはずなのに、
それを全部ひっくり返すくらい大変。

そんな私を勇気づけてくれたのは、母、義理の両親、主人、子供達そして、病院にいる患者さんたちです。

私は病院が大好きで、病院に行くとホッとします。病院の患者さんたちを見ると「待っていてください。私が一人でも多くの方の力になります」と念じているのです。
そうすると何とも言えない安堵感が湧いてきて、「ああ、これくらいの苦労はなんてことない」って思えるのです。


◇ 最後に

医学部に通っている今、「頭が悪いなあ、(医者になるまで)いつまでかかるんだ??」と応援してくれる夫にも、そんなふうに言われることがあります。
学生時代は家庭環境には全く恵まれていなかったし、今思えば、母の愛情にも飢えていました。
そんな私ですが、何が起きても周りのせいにせず、自分のこととして人生を受け止めたことで、こうして人生を変えることができました。

暗い中にいて先が見えないと思っている、逆境で夢をあきらめそうになっている、だけど、やっぱり夢をあきらめたくない。
そんな女性に、私のへこたれないガンバりが一筋の光になればと思い、メッセージを届けていこうと思います。

その光をたどってあなたがあなたの夢を実現してほしい。
「大丈夫、あなたならできる!」私はそう信じています

 

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いかがでしょうか?

 

私も同世代ですが、この女性にはとても勇気づけられました。

 

何かを始めるのに年齢は関係ない。遅すぎることもない。」ということを示してくれるニュースです。

 

 

 

 

 

 


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