炎色反応とは、『アルカリ金属やアルカリ土類金属などの塩を炎の中に入れると
各金属元素特有の色を呈する反応』で、
「夜空に上がった花火がさまざまな色を示すのは、炎色反応によるもの」です。(2008年本試験出題)
ここで問題です。
1996年~2012年(本・追試験)において、
炎色反応に関する問題で最も多く出題された元素は何でしょうか?
正解は、ナトリウムで4回です。
ナトリウムの色はなんでしょう?
黄色ですね!
では、ナトリウムの次に出題された元素は何でしょうか?
これは意外にも
なんと!!
マグネシウムです。
えっ?マグネシウムって何色?
って思った人もいるでしょう。
知らないはずです。
マグネシウムは炎色反応を示さないのです。
『マグネシウムは炎色反応を示さない。』
という正誤を問う問題が3回出題されていました。
これは非常に盲点ですね。
炎色反応を示すのは、
アルカリ金属、アルカリ土類金属、銅で
マグネシウムは2属元素ですが、アルカリ土類金属ではないので炎色反応は示さない!
と覚えましょう。
ちなみに出題回数
3位は
カリウムの2回
4位は
同率で
カルシウム、銅、バリウム、リチウムの1回です。
ストロンチウムは出題されていませんでした。
炎色反応の覚え方は、
Li(赤),Na(黄),K(紫),Ba(黄緑),Ca(橙),Cu(青緑),Sr(紅)
「リ(Li)アカー、な(Na)き、 K村。 馬(Ba)力を、借(Ca)りようと、努(銅=どう)力 するも(貸して)くれない。
が有名ですね。
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センター試験で出る炎色反応
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