センター試験が近づいてきました。
そろそろ本格的な対策が必要です。
今日から、センター試験・化学の過去に出た問題・試験に出るポイントを紹介します。
今日は、「周期表に関する問題」です。
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■周期表に関する問題
・周期律を利用して,性質のよく似た元素が縦の同じ列に並ぶようにして 作成した表を元素の周期表という。
・メンデレーエフは,元素を原子量の順に並べて最初の周期表を作ったが, 現在は,原子番号の順に並べたもの。
・縦の列を族といい,典型元素は,価電子が等しい。
・横の列を周期といい,電子殻が等しい。
・17族の単体は,常温・常圧で気体・液体・固体をとるものがある。
・18族の単体は,すべて常温・常圧で気体である。
・アルカリ金属は1族の元素で,Hは含まない。
・アルカリ土類金属は2族の元素で,Be, Mgは含まない。
・原子核に存在する陽子の数を原子番号といい, 「原子番号」=「陽子の数」=「中性の原子の電子の数」となる。
★出題年
・1997 本、1998 本、2000 本、2001 本、2002 本、2003 本、2006 追、2007 追、2008 本
■典型元素に関する問題
・典型元素は周期表の1,2族および12~18族に属する。
・典型元素には,金属元素と非金属元素がある。例えば,Al,Zn,Pb等は金属元素。
・典型元素の単体である臭素(Br)と水銀(Hg)は,常温・常圧で液体である。
・第3周期に属する元素(18族は除く)では,原子番号が大きくなるにつれて 陰イオンになりやすくなる。すなわち,陰性が強くなる。
・同じ族に属する典型元素では,原子番号が大きくなるにつれて,電子の最外殻が原子核から遠くなる。そのため,価電子に対する引力が小さくなり陽性が強くなる。(陽イオンになりやすい。)
・同じ族に属する元素では,原子番号が大きくなるにつれて陽子数や中性子数が増加するため,原子量が大きくなる。
・アルカリ土類金属は,典型元素である。
・14族元素はいずれも典型元素である。
★出題年
・2002 本、2006 本、2007 追、2008 本、2011 本、2013 本
■遷移元素に関する問題
・遷移元素は周期表の3族~11族に属する。
・遷移元素は,すべて金属元素である。
・同じ周期で隣り合う遷移元素は,電子の最外殻が同じで価電子数が1または2個のものが多く,陽子数や原子量も近い値であるから性質が似ていることが多い。つまり,隣り合う遷移元素は,性質が似ている。
・遷移元素では最外殻電子だけでなく,内殻にある電子の一部が価電子の役割をして,いろいろな酸化数をとる。
・遷移元素は,有色イオンであるものが多い。
★出題年
・2004 本、2006 本、2007 追、2013 本
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