今日は、和歌山大学(2018年)で出題された穴埋め問題を紹介します。
挑戦してみてください!
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次の文章を読んで,以下の問いに答えなさい。
エタノールは無色の液体で,吸引しても人体への害は少なく,水と任意の割合で溶け合う。飲料用のエタノールはデンプンやグルコースを原料とし,アルコール発酵により作られる。
130~140℃に熱した濃硫酸にエタノールを加えると (A) が得られる。 (A) は揮発性の液体で,引火しやすく麻酔作用がある。他方,160~170℃に熱した濃硫酸にエタノールを加えると (B) を生じる。 (B) は無色の気体で,かすかに甘いにおいがする。
エタノールの蒸気に,バーナーで焼いた銅線を触れさせると (C) が生じる。
(C) は特有の刺激臭,催涙性をもつ液体である。 (C) を酸素で酸化させると (D) になる。 (D) は無色の刺激臭をもつ液体で,水によく溶ける。
(D) とエタノールに触媒の濃硫酸を加え温めると, (E) が生じる。この反応を (F) という。 (E) は果実臭をもつ揮発性の液体で,水より軽い。
■問題空欄(A)から(F)にあてはまる適当な物質名,語句を答えなさい。
和歌山大学(2018年) 一部略
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(A) ジエチルエーテル
(B) エチレン
(C) アセトアルデヒド
(D) 酢酸
(E) 酢酸エチル
(F) エステル化
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